「ボーンアイデンティティー」のダグ・リーマンや
「X-MEN」のサイモン・キンバーグ、「STAR WARZ」ヘイデン・クリステンセン
などが参加し、世界各国でロケを行い、もちろん日本でも撮影され、
劇中でも東京の映っていました。
では、ざっとあらすじ

ミシガン州の15歳の少年「デヴィッド」は、冬の凍った川に落ちて
溺れていましたが、突然、図書館へ移動していました。
それは空間を瞬時に移動できる「ジャンパー」の能力が覚醒した瞬間でした。
デヴィッドはその力を悪用し、銀行の金庫室へ入り大金を盗み取ったりします。
しかし、デヴィッドはある組織に目をつけられます。
「ジャンパー」能力をもつ者を抹殺する組織「パラディン」です。
それから10年後デヴィッドはジャンパーの能力を満喫し一人暮らしをしていましたが、
能力が故、人間関係を上手く気付けていませんでした。
そんな時、好意を寄せていたミリーと再会しますが、
同時にパラディンに命を狙われる事になり、
更に様々な陰謀と秘密に巻き込まれて行きます。

いわゆるワープですが、特別な条件とかはあまり無く
コツさえ掴めれば簡単にワープできるみたいです。
何かリスク的なものがあれば、よりおもしろかったのかも知れませんが
今作では天敵のパラディンだけのようで、
写真の風景の場所にでもいけるという反則的な能力もあり、
世界中飛んで満喫している様子が出ていて良いですね。

主人公以外にもジャンパーが存在しており、
少しネタバレですが、協力しあう場面はなかなかよかったです。
パラディンもジャンパー対策に色々な道具や知恵を使っていたのは
面白かったですし、ちゃんとジャンパーとしての歴史なんてのも
作品を掘り下げる上での良い味がでていました。
それにヒロインがOCに出ていたレイチェル・ビルソンで個人的には
グッドです。

いいところもありますが、やはり全体を通してチープな感じがしますね。
作品を濃くする設定は良いんですが、内容がファンタジー過ぎたり
どこかのゲームでよくありそうな設定なので軽い感じがします。
パラディンが使う道具も結構古典的なものが多く、
なかでもスプレーはシュールでした。

以外におもしろそう。
とは思いましたが、結果はあまり盛り上がらず、最後も、「こうなるよな」
って感じです。物語の展開などは良かったですし、ジャンプしながらのアクションも
もう少し手を加えてくれたら良くなったんじゃないかと思いました。
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